歴史さんぽシリーズ
四国へ行くなら船の旅
歴史さんぽシリーズ|2018.05.27 UP
大阪ミナミの難波(なんば)と和歌山市を結ぶ南海電鉄。この「南海」という社名は五畿七道のひとつ、南海道から採られているそうです。 地域名としての南海道は紀伊国、淡路国、阿波国、讃岐国、伊予国、土佐国の6ヶ国。県でいうと、三重県の東紀州地域と和歌山県、兵庫県の淡路地域、徳島県、香川県、愛媛県、高知県におおむね該当します。 その名に違わず、南海電鉄は和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリーを子会社に持ち、和...
続きを読む100年前の大阪府下の市町村
歴史さんぽシリーズ|2018.05.10 UP
今から100年前はどんな時代だったのか? ふと、そんなことを考えたりすることはないでしょうか。 ちなみに、今からちょうど100年前の1918年(大正7年)は、第一次世界大戦(欧州大戦)が終結した年だそうです。 さて、一気にローカルな話題になりますが、2018年(平成30年)現在、大阪府下の市町村の数は33市9町1村で、33市のうち2市が政令...
続きを読む休日の数の変遷とゴールデンウィーク
歴史さんぽシリーズ|2018.04.30 UP
祝日を利用して「長期休暇」を取るのは日本人ぐらいだそうですが、ゴールデンウィークの真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、現在の祝日にも一部継承されている『年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム』が定められたのは、旧暦から新暦へ改暦された年でもある明治6年。当初の休日の数は年8日でしたが、明治11年に年10日に増えました。 大正元年に『休日ニ関スル件』が定められましたが、休日の数は同じ年10日。し...
続きを読む和泉国の総社と一宮~五宮
歴史さんぽシリーズ|2018.04.08 UP
関西空港や当ホテルが位置する大阪府南西部は、令制国でいうと和泉国(いずみのくに)になります。 その昔、現代の都道府県知事にあたる国司(こくし)が着任して最初にすることは、国内にある社格の高い神社に参拝することでした。 しかし、平安時代になると、役所がある国府(こくふ)の近くに総社(そうじゃ)と呼ばれる神社を創建し、総社に参拝すれば国内全ての神社に参拝したことになる、といった具合に国司の参拝は簡略...
続きを読むちょっとミリタリーな駅
歴史さんぽシリーズ|2018.04.04 UP
ホテルアストンプラザ関西空港の最寄駅は、南海本線の羽倉崎駅(はぐらざきえき)になります。 羽倉崎駅が開業したのは1942年(昭和17年)。以前にご紹介した佐野陸軍飛行場のために設置された駅です。 駅からホテルへ向かう途中、黄色と緑色にペイントされた歩道を歩きますが、この歩道は飛行場の外周にめぐらされた排水溝を利用しているようです。 「はぐらざき」は筥浦崎(はこうらざき)の転訛と言われており、江戸...
続きを読む紀州街道(熊野街道)をサイクリング
歴史さんぽシリーズ|2018.04.01 UP
ホテルアストンプラザ関西空港では、無料レンタルサイクルをご用意しております。 前々回は鶴原から海沿いに進路を取る孝子越街道をご紹介しましたが、鶴原で山手方向へ進路を転じた紀州街道は、下瓦屋で熊野街道に合流します。ここから和歌山市の山口宿の手前まで、紀州街道と熊野街道は重複しています。 さて、ホテルを左へ出て岡本交差点を左へ行くと、紀州街道(熊野街道)に突き当たります(安松南交差点)。安松南交差点...
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