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大阪市街より長い歴史を有する堺市街。

16世紀末から17世紀初頭にあっては、堺がオールドタウン、大坂がニュータウンという感じだったでしょうか。

どちらも大坂の陣で焦土と化し、江戸幕府によって復興を遂げているので、インフラ的な意味では大差ありませんが。

本日ご案内する宿院頓宮（しゅくいんとんぐう）は、堺市街が形成されるはるか以前から、摂津国一宮の住吉大社の頓宮（お旅所）として鎮座されている神社です。

明治以降は和泉国一宮の大鳥大社の頓宮にもなり、国境の街・堺を象徴する神社になっています。

7月31日には大鳥大社からお神輿をお迎えし、宿院頓宮から約1km浜側に位置する大浜公園に大魚夜市（おおうおよいち）と呼ばれる夜市が立ち、大変な賑わいを見せます。

8月1日には住吉大社からお神輿をお迎えするのですが、住吉大社からは神輿行列がお渡りして来ます！

宿院頓宮にお迎えした後は、境内にある飯匙堀（いいがいぼり）にて荒和大祓（あらにごのおおはらい）という夏越祓の神事が行われます。この飯匙堀、海幸山幸の神話に出てくる潮干珠（しおひるたま）を埋めた場所といわれており、雨が降っても雨水がたまらないそうですよ。

ホテル（無料シャトルバス）りんくうタウン駅（特急で3駅）堺駅

歴史がいっぱいの堺、宿院頓宮の夏祭りへ。ホテルアストンプラザ関西空港をぜひご活用くださいませ。