泉州銘菓 むらさめ
スタッフブログ|2019.07.02 UP
本日は、ホテルアストンプラザ関西空港が位置する大阪府南西部、泉州地域の郷土菓子をご紹介します。
一般的にむらさめと呼ばれ、餡(あん)に米粉または餅粉を混ぜて蒸した和菓子で、泉州地域に古くから伝わる伝統菓子です。
諸説あるようですが、岸和田藩主からの依頼を受けて考案されたお茶菓子で、このお茶菓子をたいそう気に入った藩主が時雨(しぐれ)と名付けたとか。
その後、岸和田城下のお隣、貝塚寺内の和菓子店が村雨(むらさめ)の名称で売り出して人気を博したことから、むらさめの名称のほうが一般化したそうです。
なお、「時雨」は岸和田市の竹利商店さんの登録商標、「村雨」は貝塚市の塩五さんの登録商標なので、他店では「○○しぐれ」や「○○むらさめ」といった名称になっていることが多いです。
※ 画像は泉佐野市に本店を構えるむか新さんの「むらしぐれ」
ぜひ一度ご賞味ください。
お部屋にご用意しておりますお茶とよく合いますよ!
お土産にもどうぞ!