紀貫之ゆかりの蟻通神社
スタッフブログ|2017.06.16 UP
関西の観光地といえば京都。
海外のお客様ほど千年の都という歴史に魅かれ、人気も高いようです。
そんな古都を訪れる前後泊でのご利用も多い当ホテル。
ちょっと時間ができた際に、ぜひ一度お立ち寄り頂きたい神社をご紹介します。
紀貫之、清少納言、世阿弥といった都で活躍した著名な人物にゆかりのある蟻通(ありとおし)神社です。
雨雲が出ていて、そこに神社があると気付かなかった紀貫之が蟻通神社の前を素通りしてしまいます。
すると、乗っていた馬が急に動かなくなり、
かきくもり あやめも知らぬ 大空に ありとほしをば 思ふべしやは
と和歌を詠んだところ馬が回復してくれた、という逸話があります。
清少納言は随筆『枕草子』のなかで、蟻通神社の逸話を詳細に記しています。
穴の開いた曲がりくねった玉に糸を通してみよ、との難題を受けて、出口の穴に蜜を塗り、入口の穴から腰に糸をくくりつけた蟻を進入させると、見事、蟻が出口から出てきて糸を通せたといいます。
能を大成させた世阿弥は謡曲『蟻通』を作曲しており、蟻通神社の境内には立派な舞殿(登録有形文化財)がありますよ。
日本の伝統芸能である能は、海外でも高い評価を受けているそうです。
蟻通神社は当ホテルから徒歩15分ほどの、泉佐野市長滝に鎮座されています。
蟻通神社さんはHPも用意されてますので是非見に行って下さいね!以下にリンクを用意します。
http://www.aritooshi.org/
レンタルサイクルもご用意しておりますので、どうぞご利用下さいませ。